ニッケイ新聞 2008年1月19日付け
ピエダーデの益田農場(益田照夫農場主)で十三日、「第二十二回栗拾い」が行われた。サンパウロやカンピーナス、グアルーリョス、サンベルナルドなど各地からバス十台が同地を訪問。約六百人が参加するにぎわいを見せた。
約四千本の栗の木がある同農場の広さは約四アルケール。朝から雨がぱらつく中、参加者は午前中に栗拾いを楽しんだ後、昼食をはさんで午後からはビンゴも行われた。
拾った栗の総量は約一トン五百キロ。重さに応じて支払われた参加料は約六千レアルになった。ビンゴの参加収入は約四千レアル。当日の収入から地元老人ホーム、ピエダーデ文協マレット・ゴルフ部に各四千九百レアル。同文協太鼓チームに五百レアルがそれぞれ寄付された。
「雨が降ったのはしかたないですが」と益田さん。「たくさんの人が参加してくれた。皆さんに喜んでいただけたのでは」と感想を話していた。