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賃貸防音室が繁盛=プライバシー守秘が益々困難化
ニッケイ新聞 2008年1月22日付け
「賃貸防音室」ビジネスが、繁盛している。盗聴技術と防犯カメラの精密化により個人の監視や会話の盗聴が可能になったため、プライバシー守秘が益々難しくなっている。防音室の注文者は事業家や政治家、ロビスト、為替業者、弁護士など自由業者だ。
特に弁護士と依頼人の会話守秘は年々、注文が増えている。弁護士事務所は警察当局の盗聴対象となり、あらゆる仕掛けが施されて素人が見ても認識できないらしい。警察の調書内容を見ると盗聴した思われるフシが多数ある。
ブラジリアだけで二〇〇七年、防音室の作製注文が百件あった。もっとも多いのはサンパウロ市、毎年三〇%増で新築されている。ロンドンは全ての信号に防犯カメラが装填されていて、市民は全員一日に一度、外出したら撮影される。ブラジルはそれほどではないが、社会的地位があれば、誰かに監視されていると思わなければならない。