ニッケイ新聞 2008年1月23日付け
フロリアノポリスのサンバキ区では、ペスカーダの魚群がめっきり減ったので住民百二十世帯は、人工養殖に取り組んだ。同地域は漁業で生計をたてていたが、漁獲が最近減ったことで他地域へ転出するものが多かった。
一時は同区の住民は、二十世帯にまで減った。残った住民は、貝やハマグリの養殖を始めた。また人々の勧めで、ガロウパやバデイジョなど高級魚の養殖もやった。成果が思わしくないことで、州政府指導のもとにペイシェマール・プロジェクトを立ち上げた。
レストランの注文に応じて、稚魚から出荷まで色々な美味しい魚の養殖工程を管理する。詳細は左記へ
Associacao Social, Cultural e Esportiva Triunfo(ASCDT):Rua Rafael da Rocha Pires,2408 Sambaqui, Florianopolis, SC-CEP:88051-051 Tel:48-3235-1110
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北東伯とミナス州北部、エスピリット・サント州北部の砂質土地帯は、ヒマしか栽培できなかった。それが七年前からバイア州北部のカファルナウンやオウロランジア、ウンブラナスでは、多角経営の緑化運動に成功した。州政府による永年作物の奨励と砂漠化防止運動に呼応したものだ。
企画は、一千平方米の小面積を一単位とする。単位面積に色々な果樹を植え、土中に根を縦横無尽に生やさせ、水分を保持し有機質を培養する。こうして年々、栽培面積を増やして行く。土壌は肥沃になると、害虫や病原菌は少なくなる。水分を大量に蓄える作物は、理想的である。
詳細は左記へ
Instituto de Permacultura da Bahia:Rua dos Colibris,79, sala 305 Imbui-Salvador, BA-CEP:41720-060 Tel:71-3232-4025