ニッケイ新聞 2008年1月24日付け
23・デ・マイオ大通りでバイク専用車線を設置し試験期間として様子を見た市当局は、これまで二日間で路線の渋滞が三倍に急増し、効果なしとの結論に傾いているようだ。
カサビサンパウロ市長は、モトボーイの安全性は保障できるが、本来の目的である渋滞解消につながらないとしてバイク専用車線の設置を断念する発言をした。
専用車線が設置された区間は、ピーク時には一時間当り二千台が走行、渋滞は五・一キロに及んだ。昨年の同時期は二・五キロであったが、二十二日は七キロとなった。試験期間は本日終了となった。