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サッカー場でも「祝100年」=パルメイラスが試合前に

ニッケイ新聞 2008年1月29日付け

 【リオデジャネイロ二十七日共同】ブラジル・サンパウロ州で二十六日夜に行われたサッカーの同州選手権で、強豪パルメイラスがミラソルとの対戦前に、今年六月の日本人移住開始から百年を祝うセレモニーを行い、ファンから大きな拍手がわいた。
 日の丸を手にした選手が日系人の子どもとともに競技場に入場、着物姿の女性も加わり、日本語で「祝ブラジル日本移民百周年」と書かれた横断幕を掲げた。
 同国には約百五十万人規模の日系人社会があり、百万人以上がサンパウロ州在住とされる。パルメイラスはイタリア系移民が設立したチームだが、担当者は「サンパウロは日系人にゆかりのある地。記念の年をともに祝いたい」としている。