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黄熱病の予防接種の副作用43件報告

ニッケイ新聞 2008年1月30日付け

 黄熱病は感染者総数十九人、十人死亡という現状で落ち着いてきたが、予防接種の副作用の報告が総数四三に増えている。
 予防接種の副作用は、通常、発熱、頭痛など軽いもので起きる可能性は五%。
 ただし、肝炎患者など、免疫系に問題のある場合や短期間に複数回接種すると副作用が強く出ることがある。二十五日には、ゴイアス州でB型肝炎患者が予防接種後に死亡との報告も出たが、以前の予防接種から十年以内の人は再接種の必要は無い。接種記録持参を義務づける機関もある。