ニッケイ新聞 2008年1月31日付け
百周年協会執行委員長、県連会長、福岡県人会会長の〃三足の草鞋(わらじ)〃を履く松尾治氏が、福岡の会長職を辞めると宣言して各所に激震を与えている。
県連の定款では、県人会の会長職を辞任した場合、県連の役職を辞任しなければならない、と記載されている。
二月三日に行われる福岡県人会の総会では、すでに次の候補者を立てていて、松尾氏再選はほぼありえない状態になっている。
一方、県連では、次期会長候補探しにやきもきしている。「二月三日の(福岡)総会を待ってから」と執行部は事態を見守る姿勢に入っているが、内心は候補者絞りに気が気でない。
日系団体関係者の間にも、巷から県連会長候補の名前がいろいろと流れてくる。これから「県連の会長」はどこに流れていくのか。(坂)