ホーム | 日系社会ニュース | 協和婦人会=41年続く年末助け合い=県人会、福祉団体に2千5百レ

協和婦人会=41年続く年末助け合い=県人会、福祉団体に2千5百レ

ニッケイ新聞 2008年2月1日付け

 沖縄県人会の協和婦人会(普天間俊子会長)は昨年十二月末、恒例の年末助け合いで県人会と福祉三団体に計二千五百レアルを寄付した。
 内訳は県人会へ一千レアル、援協、希望の家、憩の園へそれぞれ五百レアル。
 これらの資金は、協和婦人会が県人会のイベントで沖縄そばを販売した利益によるもの。同会ではその他にも、会のチャリティー芸能公演や沖縄産業開発青年隊渡伯五十周年などで売上げを寄付している。
 一昨年に創立四十周年を祝った協和婦人会。年末の寄付は創立から毎年続けられており、今回で四十一回目になる。会員の高齢化などありながらも、「これだけは続けたい」と普天間会長。
 今年は八月に沖縄県人移住百周年式典が行なわれる。婦人会の出番も多くなりそうだ。普天間会長は、「後継者に渡すまでは頑張らないとね」と語った。