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移民共同体の〃五輪〃=日系、総合2位に

ニッケイ新聞 2008年2月2日付け

 サンパウロ市のスポーツ観光局主催の移民コミュニティー・オリンピックが、昨年十二月九日、サンパウロ市各地でおこなわれ、日系代表はアラブ系代表と同じく四十二点で総合二位に輝いた。一位は六十四点をとったイタリア系代表だった。
 同オリンピックには日系、スペイン、アラブ、イタリア、アルメニア、ユダヤ、ロシア系など、十二カ国の移民の子孫ら三百八十一人が参加。プロではなく、愛好家やアマチュア選手が出場した。
 日系代表は三十八人。二世以下が代表。男女卓球で優勝、チェスで優勝、男子バレーが二位、女子バレーで優勝、男子水泳で準優勝の好成績だった。
 日系チームのコーディネート役を担当した今泉ヨシオさんは「次は日系の参加種目を増やしていい成績を収めたい」と話していた。今回日系が参加していない種目には、柔道をはじめ、ビリヤード、ボッチャ、トランカ、バックギャモンなどのゲームがある。