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ブラジル銀行=新リベルダーデ支店が開店=日本移民百周年にも祝意

ニッケイ新聞 2008年2月2日付け

 ブラジル銀行リベルダーデ支店がトマス・ゴンザガ街の旧店舗からガルボン・ブエノ街218番に移転、二十八日から営業を開始している。
 先月三十一日夜に同店二階で行なわれた開所式には、ヴァルミール・ペドロ・ロッサ同行サンパウロ州取締役、アマウリ・マシャード支店長など同行関係者はじめ、上原幸啓文協会長、松尾治県連会長、池崎博文ACAL会長など日系団体代表も多数出席。
 アマウリ支店長は、同行二百年が日本移民百周年にあたることに触れ、日系コミュニティーへの祝意とともに、将来に向けた更なる関係構築を強調した。
 二階からなる新店舗の床面積は約一四〇〇平米で旧支店(約八〇〇平米)の倍の広さ。旧店舗二階にあった「サーラ・デカセギ」は「エスパッソ・ニッポ・ブラジレイロ(espaco nipo-brasileiro)」と名を変え、一階部分に置かれる。
 担当のルイーザさんによれば、業務内容はこれまで同様、訪日、帰国するデカセギからの相談や、送金などに関する相談の受け付け、など。日本語での応対も行なう。
 〇六年までの支店長在職中に移転計画に携わった畑中ジャーニさんは「店内が広くなったことで、プライベートな話もしやすくなるし、より安全になると思う」と話した。