ニッケイ新聞 2008年2月5日付け
国道でのアルコール飲料販売禁止法が二月一日より始まったが、各州で対応がマチマチである。
サンパウロ州内のヅットラ街道では連邦交通警察がアルコール飲料の販売禁止と、それを知らせる案内を各店舗が行っているかどうかの調査を強化したが、法発令初日、グアルーリョス市内で酒酔い運転による事故が発生、運転手が逮捕された。
ミナス州では連邦裁判所が各団体の意見を聞き入れ、州内にある国道でのアルコール飲料販売の許可を下し、ミナス州の連邦交通警察もこれを受け入れた。
リオ・グランデ・ド・スール州では金曜日の初日に、対象となる二五〇店舗の内、二十五店舗が違反として罰金対象となった。
マナウス市では水曜日までのカーニバルの間、運転手が酒に酔ってしまった場合、家まで送り届ける事とした。三台の軍警察車両、又はタクシーを使って送り届けるというもの。アマゾナス州交通局では、一人当り四〇レアイス相当までに限るとしている。