ニッケイ新聞 2008年2月7日付け
【既報関連】日伯交流年・ブラジル移住百周年記念事業(兵庫県実行委員会)の一環で、四月二十八日に神戸で記念式典などが行われる。
午前十時から午前十時半まで、旧神戸移住センターで、旧神戸移住センター保存・再整備着工宣言、十時半から十一時まで、同所で神戸港からサントス港まで送られる「友情の灯」採火式が行われる。
また、午後二時から午後二時五十分までは、兵庫県会館に場所を移して、記念式典を開催、午後三時半から午後四時半までノンフィクション作家の山根真一さんを招いて記念講演を行う予定。記念式典には皇太子ご夫妻が参加される予定になっている。
さらにホテルオークラに移動して、午後五時から午後五時半まで、雅子妃殿下の友人で、ボサノバ演奏者の原久美さんを招いての記念コンサート、午後五時半から午後七時半までは、同所で記念レセプションが行われる。途中、笠戸丸出港時刻の午後五時五十五分にあわせて「友情の灯」送り出しがレセプション会場で披露される。また、間のアトラクションでは井上祐美歌手が「Sou Japonesa」を披露する。
このほか兵庫県からブラジル側の記念式典に対して「六甲の美味しい水」五百ミリリットルのペットボトル四万本分が送られる。内三万本がサンパウロで、残りの一万本がパラナに送られる計画になっている。