ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
伯仏首脳が接触=農産物補助金や兵器購入で=仏領ギアナ
ニッケイ新聞 2008年2月13日付け
ルーラ大統領は十二日、仏領ギアナのサンホルヘ・ド・オヤポケでフランスのサルコジ大統領と首脳会談を行った。両首脳は、環境問題と軍事活動、格開発、インフラ整備について話し合った。またアマパ州のオヤポケ市と仏領ギアナのオヤポケ市を結ぶ四百メートルの橋梁定礎式に、両首脳は臨んだ。
ルーラ大統領の側近によれば、主な目的は農産物補助金で強硬な立場を採るフランスにドーハ・ラウンドでの譲歩を促すものという。その他、核技術の移転やフランス製戦闘機や兵器の購入と軍事技術の導入などとなっている。また、仏領ギアナにはブラジルからの密入国者が相当数入っていることも課題となっている。