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ニッケイ新聞 2008年2月13日付け

 百周年協会のマスコット選定に関して、委員会が選んだ二十五の作品全部をマウリシオ・デ・ソウザ氏が見ているという。同氏はどの作品も素晴らしいと絶賛したという。関係者によれば、マウリシオ氏はその中でも優れた作者を同氏のスタッフとして迎え入れる考えにあるとか。
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 サンパウロ市カーニバルで沖縄移民をテーマにして、アクセス・グループ(スペシャルの下)で行進したサンバチーム「プローバ・デ・フォーゴ」では、沖縄県人会から四百人が助っ人として懸命に応援した。でも、残念ながら順位は八チーム中七位。下位二チームは降格となる…。カーニバル主催団体SPツーリズモのサイトには、同チームは「もっといい成績だったはずだ」との書き込みがたくさんされており、好評なパレードをしたことは間違いないようだ。
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 昨日報じた「戦後コロニア再生秘話」記事で、放談会の参加者の中に、日毎叢書企画出版代表の野口浩さんの名前が抜けていた。同出版(11・3209・5228)は数々の日系団体の記念誌を手がけているほか、個人史の自費出版分野においても定評のある仕事を続けている。このような書籍が日本にも流通するようになれば、もう少し日本の人にも移民の思いが伝わるだろうに。