ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

仏領ギアナ=産業を牛耳るブラジル人=伯仏首脳、軍装備強化で合意

ニッケイ新聞 2008年2月14日付け

 仏領ギアナでルーラ大統領を迎えたサルコジ仏大統領は十二日、ブラジルへのスコーペン型潜水艦の製造と技術移転を約束した。同潜水艦は特殊鋼で建造されブラジルへ引き渡し後、ブラジルの技術により原子潜水艦に改造する。
 また仏大統領は現在のG8サミットをG13サミットとし、ブラジルや南アフリカ、メキシコ、インド、アラビアの一国を加える考えを示した。世界情勢を論じるのに南米とアフリカ代表がいないのは、時代錯誤も甚だしいと述べた。
 仏領ギアナの人口は、二十一万人とされ四万人がブラジルの密入国者という。ブラジル人は金鉱や木材伐採、漁業など主な地場産業に違法従事し、売上代金をユーロ通貨で決済するのが魅力で出稼ぎに行った。
 ブラジル人の密入国者狩がひんぱんに行われ、強制送還が行われている。仏領ギアナ政府は、仏本国から支給される植民地支援の補助金が殆ど、ブラジル人の懐に入ってしまうのを不快としている。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button