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移民百年の道ウォーク=サンベルナルド市と話し合い=市民参加で百周年祝う

ニッケイ新聞 2008年2月16日付け

 リベルダーデ歩こう友の会(高木ラウル会長)とサンベルナルド・ド・カンポ市百周年事業委員会の「移民百年の道」ウォークに関する打ち合わせが、このほど同市役所内で行われた。
 「移民百年の道」ウォークは歩こう友の会が主催する百周年記念事業で、サントスからサンパウロまで移民が通った道のりを歩くもの。
 実施期間は六月十二日から十五日の四日間。一日ごとに「サントス~クバトンの旧街道登り口」、「旧街道~リアショ・グランデ」、「瑞穂文協会館~アルモニア学生寮」、「イピランガの丘・博物館からサンパウロ州移民記念館」のコースを歩く。
 サンベルナルド市側は南洋行企画局長、中原アルツール実行委員、歩こう友の会からは小笠原勉、秀島正幸の両実行委員が出席。全行程のうち、サンベルナルド市管内を通る二日目(旧街道の登り半分)、三日目のルートについて話し合った。
 二時間にわたって検討の末、市の繁華街であるマレシャル・デオドロを歩行者天国にして市民総参加で日本人のブラジル移住百年を祝いながら市役所まで練り歩き、広場での記念式典では市長があいさつすることに。その後、同市自慢の二つの公園を巡り、カミーニョ・ド・マールにあるアルモニア学生寮にゴールすることが決まった。