ニッケイ新聞 2008年2月16日付け
シアトル発祥の世界的なコーヒーチェーンのスターバックスコーヒーがブラジルに進出したのは〇六年十一月。先日、サンパウロ市パウリスタ通り近くにある店舗を訪れた。
最初に驚くのはその値段。カプチーノなどは一杯十レアルほど。アメリカンスタイルの「本日のコーヒー」も小さいサイズで四レアル。決して安くないのだが、店内は混んでいる。
しかしそれも〃場所代〃を考えれば納得。店内にはパソコンを持ち込めばインターネットに接続できる設備があり、ふかふかのソファーも並ぶ。洒落た雰囲気でゆっくりと本も読める環境だ。
休日になるといろんな人で賑わう。先日は若い日系人グループらがコーヒー片手に談笑する姿があった。一般的なバールでは見られない光景だ。若者やビジネスマン向きだが、一度〃体験〃してみたら案外面白い話の種になるかも!?。(泰)