ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | センサス調査=ルーラ評価は上々=好調経済と雇用が追い風に

センサス調査=ルーラ評価は上々=好調経済と雇用が追い風に

ニッケイ新聞 2008年2月20日付け

 CNT/Sensus調査会社は十八日、コーポレート・カードの醜聞で揺さぶられたに関わらず、ルーラ政権の評価が五二・七%と好評であると発表した。内容は一五・二%が最良、三七・五%が良。大統領は、二〇一〇年にもこのように評価されることを願うと述べた。
 ルーラ大統領は、パニックが浸透しない防護服を着用しているらしい。個人的には、六六・八%の支持振りである。支持の理由は、産業が好調で雇用も順調、所得も僅かながら向上していること。大統領が野党時代の革命思想を捨て、欧州型の社会政策を導入したことも好感を得た。
 地方選とルーラ大統領では、大統領が推薦した候補者に投票するという者は僅か二七・二%であった。逆に、二五・九%は拒否反応を示した。