ニッケイ新聞 2008年2月21日付け
Ibopeがサンパウロ市内の九州立病院で行った一六歳以上対象の調査で、九六%の人が家族計画に賛同としながら、実際に計画通りに妊娠、出産したのは四三%という。望まぬ妊娠を避けたいと思っても、第一子の場合のみ計画妊娠が成功したという人が一三%。それ以外は予定外の妊娠だった。
低所得で避妊方法を知らない例も多く、一年以内にコンドームを使用は四六%、ピル三一%、避妊注射一三%となっているが、避妊法を中断したための妊娠も多い。避妊手術をした人は一九%、うち一四%は女性だった。
インテルラゴス産院の家族計画指導受講者の場合、多くは夫婦同伴で、計画的な妊娠のための方法を知りたいと望み、実際に適用。避妊手術は男女半々。