ニッケイ新聞 2008年2月22日付け
ブラジル日本移民百周年を記念して、ニッポンカントリークラブ(栢野定雄会長)は、同クラブ会館前(Rod Pres.Dutra,km 205.5,Aruja)に造形作家の豊田豊氏製作による記念モニュメントを建設する。
モニュメントの名はESPACO FUTURO ARCO―IRIS(未来の虹の空間)。ステンレス製で、高さは約九メートル。
現在はすでに地面をならし終わった状態で、後はモニュメントを建てる予定になっている。
五月二十二日に除幕式を行う。当日は西林万寿夫在サンパウロ日本国総領事、アルジャ市のジェネシオ・セヴェリーノ・ダ・シルバ市長などが来賓として出席する予定。除幕式後は、歌手の中平マリ子さんのショーや太鼓、踊りなども披露される。
十八日に来社した同クラブの高橋博副会長は、「世界的に有名な豊田豊さんの作品でもあるし、少しでも多くの来場を得て序幕式を行いたい」と呼びかけた。
ニッポンカントリーではモニュメント建設のほか、百周年を記念したインテル・コロニアルスポーツ大会(TORNEIO INTERCOLONIAL POLIESPORTIVO)の開催も検討しているという。
詳細等は同クラブ(11・3104・3999)まで。