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米紙、キューバを語る=民営化と改革で生まれ変わる

ニッケイ新聞 2008年2月23日付け

 キューバのカストロ首相辞任は、米政府やマイアミの亡命キューバ人が考えているような同前首相の専制政治終焉よりも、最後のキューバ国家への奉仕と見たほうが確実だと米マスコミが報じている。
 毛沢東は現在、資本主義でトップの成長振りを見せる共産中国で尊敬されている。ソヴィエット秘密警察(GBK)の元エージェントであったプーチン大統領は、国民の支持でロシアの指導者として選ばれた。
 「自由」の旗を掲げる亡命キューバ人の小部隊が、昔のキューバ再現を夢見ている。昔のキューバ再現が、ラス・ベガスの売春婦を引き連れ、公営賭博場を開くなら挫折する。
 そのチャンスは後継者と目される弟ラウル氏次第だが、キューバは現実路線を採るに違いない。非能率的な公社を民営化し、中国方式かベネズエラ方式を導入、改革につぐ改革だ。カストロ時代の救命ボートに発砲するような愚は、しないと思われる。
 もしも、カストロ前首相がキューバに専制政治でなく社会主義政権を樹立したなら、CIAが転覆を図ったに違いない。前首相の夢は、純然たる国民の政権奪取であった。しかし、それが正解であったかは本人も迷っているようだ。

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