ニッケイ新聞 2008年2月26日付け
日伯交流年を迎えて、毎月のように日本から音楽家、歌手、劇団などがやってくる。来月早々、SESC・ヴィラ・マリアナでタンゴ歌手冴木杏奈さんが歌う。
元ミス札幌。一六八センチの長身。写真を見たら大変な美形なので、先頃、公演の露払いに来伯したマネージャーに年齢を訊いたら「デビュー二十周年だから分かるでしょう」とかわされた。
これまで、タンゴというものはこんな音楽だろうと先入観を持っている人は、それを変えさせられるだろう、といわれている。「百万本のバラ」や「ローレライ」をタンゴにかえ、歌うという歌手だ。レパートリーを広げ、フォルクローレのCDをすでに出しているという。
また美形の話になるが、非常に和服の似合う人で、専門家から望まれてモデルをつとめる。和服でのタンゴを聴けるといいが。(神)