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オペラ季節館が来伯=サンパウロ市・パラナで「歌の華祭」

ニッケイ新聞 2008年2月28日付け

 明治、大正、昭和、そして平成の日本の歌を世界に――。日本のプロ歌手やピアニスト、ダンサーなどによる「オペラ季節館」(伊勢谷宣仁代表)から二十四人が来伯。来月、サンパウロ、ロンドリーナ、クリチーバの三カ所で「歌の華祭」を開催する。
 同公演は、移民百周年記念日伯交流会(藤原興人実行委員長)主催。文化庁支援事業、外務省・日伯交流年認定事業。
 サンパウロ公演は三月一日午後二時から、文協大講堂(Rua Sao Joaquim 381)で開催される。
 オペラに馴染みのない人たちにも分かりやすいように、との考えから「故郷を離るる歌」「水色のワルツ」「荒城の月」「川の流れのように」「秋桜」などの名曲を披露する。間には踊りも披露される。
 「一世の人たちが感銘を受けるはず」と意気込むのは蛯原忠男同会副実行委員長。藤原実行委員長は「ピアノと弦楽四重奏が一番盛り上がるのでは」と期待を表した。
 一行は二十八日に来伯し、サンパウロの後は、二日にロンドリーナ、五日にクリチーバで公演を行う。
 協力券は二十レアル(七十歳以上、学生は十レアル)。収益は全額、希望の家に寄付する。問い合わせはニッケイ新聞(11・3208・3977、山根)または、グループフレンズ(11・3277・8433、エレナ)まで。