ニッケイ新聞 2008年3月5日付け
リオデジャネイロ州のカブラウ知事(PMDB=ブラジル民主運動党)は三日、同性結婚をして五年以上の内縁関係にある場合、両者は異性結婚と同等の権利が保障されるか最高裁の見解を求めた。
リオ州政府は昨年、同性で同棲する州公務員への年金供与で、現在も熱愛中であることの証明を求めた。五年以上内縁関係にあった同性愛者の一方が死亡した場合、遺族年金や財産分与で従来の相続権法が適用されるかを確かめた。
同性愛者でも人間であるから不仲に至り、法令の求める秩序を守らず破綻することもある筈という。同知事と州検察局長官は、同性結婚も異性結婚と同様に破綻した場合、現行法の適用を受けるとした。