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「元気づけられるタンゴ」=日本からも杏奈さん推奨の便り

ニッケイ新聞 2008年3月6日付け

 【既報関連】冴木杏奈タンゴ・コンサートが、九日午後六時から、SESC・ヴィラ・マリアナで行なわれる。日本ブラジル交流年実行委員会(日本側)の公認事業の一つで、冴木さん自身の歌手デビュー二十周年を記念した催しである。
 冴木さんは、さまざまなタンゴを歌う。日本語の歌「中国地方の子守唄」や「百万本のバラ」をタンゴにアレンジして、「ラ・クンパルシータ」をスペイン語で、スペイン語の曲に日本語を織り交ぜて「カミニート」、など。さらにオリジナル曲を持つ。そして「百万本のバラ」などは、聴衆にタンゴとして受け入れられている。
 このほど、ブラジル長野県人会にあて、長野県出身の植村絹代さん(埼玉県在住)という冴木さんの支援者から一通のFAXが届いた。
 植木さんは、「私は歌を通して人や国を結びつけることができればと願い、歌を通して人に勇気や希望を伝えることができればと願っているタンゴ歌手冴木杏奈さんを支援しています。私も人生の中で、折りあるごとに杏奈さんに元気づけられ、応援するようになりました」と自身を書き、さらに「世界を舞台に活躍している杏奈さんは、香水のような声と豊かな声量、そして日本語はもちろん、完ぺきなスペイン語で歌う姿は圧倒的であると、海外メディアも絶賛している。タンゴ界の巨匠たちは模倣でない芸術性と創造性を高く評価している」と〃世界のサエキ〃を強調している。
 冴木さんは、十年前から海外公演を展開中だ、二十周年記念ではアルゼンチン、ロシア、ドイツ、フランス、韓国、ベトナム、米国などへのツアーを行なうが、ブラジル公演はその一環である。
 冴木杏奈さんをもっと知りたい人は、オフィシャルサイト http://www.annasaeki.com  または冴木杏奈HP http://www.anna-sk.net