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「ブラジルの藤田、上永井と森」=伯銀文化センターで絵画展

ニッケイ新聞 2008年3月8日付け

 ブラジル銀行文化センター(Rua Alvares Penteado,112,Centro)で十一日から、藤田嗣治、上永井正、森ジョージの絵画作品展「アートが結んだネットワーク・ブラジルの藤田、上永井と若き森(Um Circulo de Ligacoes-Foujita no Brasil,Kaminagai e o Jovem Mori)」が開かれる。
 一九三一年にパリからブラジルを訪れリオで個展を開いた藤田嗣治(一八八六―一九六八)、藤田の紹介を受けて四一年に渡伯、十四年間リオに滞在した上永井正(一八九九―一九八二)、上永井の紹介を受けてブラジルからパリへと渡った森ジョージ(一九三二―)。その作品・資料を通じて、三氏の交流とブラジル画壇との関わりに光を当てる。
ブラジル銀行の移民百周年記念事業の一環で、国際交流基金が後援。三氏の作品約八十点と、約五十点の資料が展示される。
 六月一日まで開催。入場無料。開館時間は午前十時から午後八時まで(月曜休館)。