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七宝の「和」工芸展=30日から交流基金で

ニッケイ新聞 2008年3月11日付け

 移民百周年を記念して、グループ七宝「和(カズ)」(岩井和子代表)は、三十日から四月十八日まで、『日本の美・七宝工芸展』を、国際交流基金文化センター(Fundacao Japao Av.Paulista,37-1andar SP Estacionamento-Al.Santos74)で行う。時間は正午から午後五時まで。土日も開館。入場無料。
 同展では同グループの生徒ら四人をはじめ、日本で活躍する七宝焼きアーティスト十七人の作品を含めて、五十から六十ほどの作品を紹介する。
 加えてペンダントなどを七宝焼きで作るワークショップを四月十日、十三日、十六日、それぞれ午後一時から四時に開く。定員は四十人。希望者は二十九日午前十時からの開会式に出席して申し込めばよい。
 開会式では日本から七人のアーティストが出席する。関係者は「色鮮やかで美しい作品ばかり。是非多くの人に足を運んでもらいたい」と来場を呼びかけている。
 問い合わせは岩井さん(電話11・4702・7390)まで。
【七宝焼】
 金属などにガラス質の釉(うわぐすり)を焼きつける装飾工芸の一つ。銅のほか金・銀・青銅などの表面にくぼみをつくり、そこに酸化鉛・酸化コバルトなどを含む種々の色のエナメルを埋め、熱して熔着させる技法。