ニッケイ新聞 2008年3月11日付け
最近、アララクアラ地方のカンナ畑にUFOが降りたのではないか、と話題になった。
近年の映画にそっくりな場面があったためらしい。広い面積が同じように倒れていれば風のせいかもしれないが、狭い一ヵ所だけペタッと押し付けられて、何かの模様をつけたように倒されたからだ。
物好きな人がいて、畑の近くの畳屋に「UFO見ませんでしたか」と訊いた。畳屋は現実的?だった。「昨夜、強い風が吹いて、カンナの倒れる大きな音がしたよ」。
この話を取り上げたのは「グァタパラ新聞」だ。レアル高や物価高で世の中があまり面白くない昨今、UFO話に尾ヒレをもっとつけて、遊んでくれればよかったと思ったのだが。
畳屋も「あれはUFOが巻き起こした風だったのかもしれない」というふうにコメントすれば、よかったのに。(神)