ニッケイ新聞 2008年3月12日付け
農地改革院(Incra)のハックバート農地改革相は、外国人による農地買収が個人または法人の形式で激増していると述べた。コモディテイ市場が強気のため、サトウキビ栽培や土地転がしが目的のものなど色々ある。
外国の遺族年金ファウンドでは、ブラジルの農地を将来有望な物件として目をつけている。いずれブラジルは、外国人による農地買収を制限する必要があると同相は上院で証言した。
これは外国人嫌いではなく、国家主権という見地からの話という。AGU(国家総弁護庁)は、外国人出資のブラジル人企業による土地買収制限を検討している。土地を買収するブラジル人は、名義賃貸人であり、資金の出所は歴然とした外国の大企業である。