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安全な射撃大会=高齢者、子供でも〃勝てる〃

ニッケイ新聞 2008年3月20日付け

 移民百周年を記念して、ノーバ・バンデイランテ射撃協会(山本恒夫代表)は三十日、一般向けの射撃大会をサンパウロ市文協ビル大サロンで開催する。参加料は一回二十レアル。十一日、山本代表、元空軍大佐の遠藤マリオさん、元陸軍大佐の京野吉男さんの三人が案内に来社した。
 同大会は、コンピュータ制御で的を狙うシステムのため、安全で、子どもから高齢者まで誰でも楽しめる。競技では一人二十発。規定時間内に少ない射撃回数で合計百点を目指すもので、誰でも優勝の可能性がある。
 京野さんは「射的は目標、目的を狙う意味で人生と似ている」と形容。実弾仕様の銃にセンサーをつけて射撃するもので、音と弾は出ない。「ただ銃の重さはいっしょです」。
 先月二十四日に開かれた大会では、遠藤さんの妻マイアさんが女性の部で優勝。遠藤さん、京野さんの二人も今度の大会に参加し、軍隊で培った射撃技術を披露する予定だ。
 四月二十六日には一連の大会開催のなかで最後となる記念射撃大会を開催。これまでの大会で上位十人に残った選手たちが総合優勝を目指す。翌二十七日には、同会場でテレビなどがあたる無料のビンゴ大会をはじめ、寸劇や日本舞踊などが楽しめる慈善ショーをおこなう。
 希望者は平日午前九時から午後四時ごろまで、同協会の施設(Av.Jabaquara 2400、メトロ・サンジューダス近く)で練習が可能。問いあわせや申し込みは電話(11・5589・1451)まで