ニッケイ新聞 2008年3月20日付け
【既報】ブラジル日系老人クラブ連合会(重岡康人会長)は、移民百周年を記念して、老ク連センターの前庭に、地蔵を建てる計画を進めている。
今月発行の同会会報の「ブラジル老壮の友」によれば、地蔵は自然石で子どもほどの大きさ。「何百年でも後世に残る立派な御像が老ク連にあって、いつでもお参りやお願いに行ける」ようなものを設置したいという。
総予算は「記念の辞」を彫った銅版を含めて数万レアル。資金の調達方法は本部の年度会計やリッファの発行などはせず、会員からの寄付による浄財に頼りたいという。今年八月には開眼供養を行いたい考えだ。
地蔵建立のほかに、既報のように、記念文芸誌の発行を計画。俳句、短歌、川柳に随筆と自分史を加えた五部門を募集し、選をして賞をつける。老ク連会員なら誰でも応募できる。