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ドーハに曙光差す=欧米ともに話し合いの姿勢示す

ニッケイ新聞 2008年3月25日付け

 ドーハ・ラウンドのアゼヴェード伯大使は二十三日、閉塞状態にあったドーハ・ラウンドに曙光が見えたと述べた。工業製品は、メニューの中から注文の料理を選ぶことになった。この料理に該当する市場を、関税率削減や補助金削除、実施期限、例外、柔軟性を決めて開放する。
 実施時期は二〇〇八年下半期、さらにサービスやダンピング、産地証明、知的所有権の取り扱いも決める。これに成功すれば、牛肉や砂糖、大豆、綿、トウモロコシなどの農産物で広く道が開かれると期待している。工業製品の関税は双方へ、ほぼ半減する。
 米政府は二〇〇九年一月の大統領選前、合意を望んでいる。米国は昨年七月以来、一方的な態度に終始したが最近急変し、制限つきだが話し合いの用意があるという。米国に別の政権が誕生し、これまでの交渉が水泡に帰するのではないかという焦りらしい。欧米とも流れに合流する気配があるので、時は熟したとブラジルは見ている。

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