コラム　オーリャ！

ニッケイ新聞　２００８年３月２９日付け

　援協の福祉センター建設事業に、善意の寄付が多く寄せられている。これまでの寄付総額は、十一万二千七百レアル。加えて現役理事を含む二人が、計十二万レアルの寄付を約束している。
　援協はまだ本格的な募金キャンペーンをしていない。それにも拘わらず、こうした寄付の申し出が相次いでいる。援協関係者は感謝しきりだ。
　善意の寄付は日ごろの援協の活動への信頼と評価の裏返しであり、福祉センター建設事業に対する日系社会の期待と合意を表している。
　事務局でもそんな気持ちを汲み取るため、豪華版の奉加帳二冊の作成を進めている。金額に関わらず建設事業に協力してくれた人全員にサインしてもらうためだ。
　二冊で約六百人分。それがサインで埋まるころには、目標金額の百万レアルは達成しているかもしれない。関係者の努力に期待したい。（泰）