ニッケイ新聞 2008年4月12日付け
ブラジルからの美容商品の輸入販売業を展開する(株)インヴェル・ジャパンの大井康之代表取締役にこのほど、サンパウロ市の名誉市民章が贈られた。田場ジョルジ元サンパウロ市議の推薦。七日午後七時から市議会で、神谷牛太郎市議発議による授与式が開かれた。
大井氏の受章は「サッカーやサンバ、アマゾンのイメージが強い日本の人たちに、ブラジルの高い技術力を広めた」功績が称えられたもの。
式には日本から、同社関係者の村吉貞男氏、藤田政幸氏(ブラジリアン・ダイアモン・ディレクター)、株式会社D&Nプロダクション代表取締役・坂本大輔氏、同専務取締役・坂本徳子氏、株式会社美悠代表取締役・稲田祐子氏、同取締役副社長・稲田久弥氏、有限会社ムース代表取締役・宮田和彦氏らが出席した。
大井氏は、ブラジル・サンパウロの会社で健康食品の仕事をしていたおりに、ブラジル・インヴェル・インターナショナル(一九九二年創立・田場カルラ社長・平田マリオ副社長)の商品と出会い、〇五年、同社からアジアでの独占的な製品販売権を取得してインヴェル・ジャパンを設立。
同社は、遠赤外線を放出し細胞の活性化をはかる鉱石の一種「アルミナ」を繊維に織り込んだ各美容商品を販売。国際特許認定をうけたブラジル発の技術。商品には、スパッツやTシャツ、サポーター、フェイスマスク、スリムベルトなどがあり、世界三十五カ国で販売されている。