ニッケイ新聞 2008年4月12日付け
日本ブラジル交流年を記念した日伯現代美術展「ライフがフォームになるとき―未来への対話/ブラジル、日本」のイナウグラソンが十日午後八時から、サンパウロ近代美術館(MAM)で開かれ、多くの来場者で賑わった。MAM、国際交流基金の共催。開催期間は六月二十二日まで(月曜日除く)。
日本とブラジルのアーティスト三十八人が出品、日常生活とアートの親密さの共通性と差異を浮き彫りにする合同展となっている。
来場では、来場者がそれぞれの形で作品を鑑賞、ポルトガル語を学ぶためサンパウロに滞在している我田多佳さん(21)は、「色々な作品があって、とても良かった」と笑顔で話していた。
出品作家は、青木陵子、赤瀬川原平、足立喜一朗、ISSEY MIYAKE、伊藤存、小谷元彦、荒神明香、小金沢健人、SANAA、高木正勝、タカノ綾、田中敦子、chim←pom、照屋勇賢、坂茂、森万里子、山口勝弘、吉岡徳仁、アスメ・アストロ・ヴィヴィッド・フォークス、イサベラ・カペト、ロドリーゴ・デガキ、リナ・ボ・バルジ、リジア・クラーク、ルシア・コッチ、小松アンドレ、レニルソン、マレペ、クリド・メイレレス、ベアトリス・ミリャゼス、ジュン・ナカオ、リヴァネ・ネウエンシュワンデル、大竹ルイ、大竹富江、エリオ・オイチシカ、オスジェメオス、ミラ・シェンデル、アナ・マリア・タヴァレス、ザ・カンパーナ、ブラザーズ。
詳しくはMAM(電話=11・5085・1300/www.mam.org.br)まで。