ニッケイ新聞 2008年4月16日付け
一九五一年に結成され、宮城筝曲の普及や日本音楽の継承・発展を目指して活動を続ける「筝曲宮城会」の公演が五月、リオとサンパウロでおこなわれる。同会のブラジル公演は九五年以来、二度目。
リオ公演は、五月二日午後七時に州立劇場(サーラ・セシリア・メイレーレス)。入場無料。チケット配布が、四月二十八日午後一時から六時まで、同劇場である。問い合わせは同劇場(電話021・2240・2383)まで。
五月三日、四日はサンパウロ市V・マリアナのSESCで行われる。三日は午後九時から、四日は午後四時から。入場料は一般が二十レアル、学生と六十歳以上は十レアル。チケットはSESC各窓口で販売中。
同公演に参加するブラジル筝曲宮城会(小倉祐子代表)の長瀬令子さんによれば、日本からは指導者クラスの弾き手・三十五人が来伯する。「春の海」「さくら変奏曲」などメジャーな曲目を多数披露。公演時間は一時間半ほど。
案内に来社したブラジル同宮城会の小倉代表、長瀬令子さん・隆さんは、「前回の公演は大好評だった。今回もチケットが早くなくなる可能性があるので、入手はお早めにお願いします」と話している。