ニッケイ新聞 2008年4月23日付け
何と千六百五十万レアル(約十億円)―。
今年に入り、新聞、雑誌、インターネットに掲載された百周年関連記事を広告費に換算した額だという。
一度、記者が街を歩いていると、「センテナリオ!」と路上生活者に声を掛けられた。これは、かなりの効果を上げていると見ていい。
さて、この数字はリサーチ会社によるものだが、邦字紙は調査対象に入っていないという。
そこに少々ひっかかりながら、本紙関連記事をめくると、数年前からかなりの分量を割いている。と同時に逆効果になっている記事も多いので、換算方式を変えないといけないだろう。
しかし、共通しているのは、基本的にメディア主導のものが多いということだ。
百周年協会はいつもオンブに抱っこに肩車―とやれば、マイナス効果はいかほどか。 (剛)