ニッケイ新聞 2008年4月24日付け
海上自衛隊練習艦隊が四年ぶりに来伯するにあたって、関係者は準備を始めているようだ。
過去の歓迎会に携わった人は「昔は、文協、県連、援協、商議所の四団体が一つの委員会を作って歓迎会を取り仕切ったものだ」と話す。今回対応する百周年協会や文協では「総領事館に任しているから大丈夫」と楽観視している、と心配の表情を浮かべていた。
歓迎会に一番関係する県連は、総領事館との打ち合わせに必死だが、隊員の上陸予定は六月十九、二十日で、県人会にとっては多忙な時期だ。
というのも、この時期は、十六県の知事が来伯を予定しているために、隊員の歓迎が行えるかどうか微妙な状況。
総領事館はただ単に日本との連絡を行うだけで、実際に歓迎会するのは県人会などの諸団体。総領事館に任しっきりで、歓迎会は行えるのだろうか。 (貴)