ニッケイ新聞 2008年4月26日付け
日伯交流年兵庫県実行委員会主催の記念式典が、二十八日に神戸市内で開催される。午前十時から同三十分までは旧神戸移住センターで「同センター保存・再整備着工宣言」。続いて「友情の灯」採火式。
「日伯交流年・ブラジル移住百周年記念式典」が午後二時から四十分まで兵庫県公館で開催される。午後四時十分から五十分までは、ホテルオークラ神戸平安の間に場所を変えて記念レセプション。
「友情の灯」送り出し式をメリケンパークで午後五時半から行う。百年前に笠戸丸が出港した午後五時五十五分に合わせて、サントス港へ向けて送る。
記念式典及び記念レセプションには、皇太子殿下、木村仁外務副大臣、ムーズィ在名古屋ブラジル総領事、ブラジル慶祝団、日伯議連、国・県日伯交流年実行委員会、関係企業、在住日系ブラジル人団体が参加予定。
二十七日午後三時から午後四時半までは、ノンフィクション作家の山根一眞さんによる記念講演会をJICA兵庫の講堂で開催。
「笠戸丸から百年―ブラジル移民の歴史写真展」が、四月三十日から五月十一日まで、兵庫県公館一階ロビーで行われる。平日は午前九時から午後五時まで、土、日、休日は午前十時から午後四時まで。旧神戸移住センターでの研修や神戸港での出航の様子、移住者の生活を写した写真パネルを展示。入場無料。