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東西南北

ニッケイ新聞 2008年4月30日付け

 医師を対象にした講演会で、米国から招かれた医師が、糖尿病対策は生活習慣変更だけでは不十分と発言。生活習慣は長年かけて培われてきたもので容易には変えられないが、運動を始めたり、食べ物を変えたりした患者の九割は、二年しか効果が継続しておらず、喫煙を止め、薬をきちんと飲み、血圧に注意するなどの注意も必要。ブラジルの糖尿病患者は無自覚の人も含め一一〇〇万人で、増加傾向にあるという。
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 二十七日、マット・グロッソ州のヴェルゼア・グランデのゴミ捨て場で、一一体の胎児が入ったゴミの袋が見つかり大騒ぎ。前日に市の救急病院で手術室に隣接した部屋の掃除をしていた職員が、ホルマリン漬けの胎児や臓器の標本などが入ったダンボール箱をぬらしてしまい、箱が壊れる前にとゴミの袋に詰めて捨てたという。手術用の器具なども含めた違法投棄だった。
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 二十八日未明、リオ市海岸でキオスクを襲った強盗は、客や従業員を脅して現金や所持品を強奪後、車二台に分乗して逃走。追跡したパトカーと犯人たちとで銃撃戦も繰り広げられた。強盗の車二台のうち一台は逃走中に立ち木に衝突後、さらに銃撃を浴び、犯人二人が即死。もう一台は逃走したが、事故車からは、拳銃の他、携帯電話、現金などの強奪品が押収された。
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 カーニバルに公費で借りた小型機で姑を欧州旅行に連れて行ったセアラ州知事が、二十八日に謝罪したが、同時に、何も間違ったことはしていないとも発言。政治家の感覚は庶民には理解しがたい。