ニッケイ新聞 2008年5月7日付け
昨日本紙で報じたバイア連邦大学医学部関係者が、「ボイコット以外の理由で査定対象になったのならば、バイアの人間は知能指数が低い」と発言して物議を醸していたが、五日に、発言者は三十日に辞表を提出し、発言についても謝罪との報。翌六日には、同大理事の「彼が辞めたことで、カリキュラムの改革が進む」との言葉も報道されたが、生徒や教師を誇れない教育機関で人が育てられるものなのだろうか。
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アマゾンの船舶事故では、二十四時間後に生存者一人を救出との朗報と共に、六日十二時現在の死者が二十一人に増えたとの報も。一方、発達した温帯低気圧による被害が出ていた南伯では、水にさらわれた人が出て、死者が二人に。どちらのケースも、雨と風により被害拡大。ミャンマーの例も含め、自然の力の前に、人間は無力さを味わう。
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五日未明、サンタカタリーナの炭鉱で爆発事故が起き、坑内にいた二十七人の抗夫のうち、二人が死亡、十三人が負傷。地表からの深さ二百メートル、坑道口から四・五キロ地点にあった遺体を収容した消防隊員は、「坑内には埃とガスが充満し、マスクをはめていても呼吸が困難で、これまでで最も危険な救出作業だった」と。負傷者の一人は重体。同炭鉱では二年前にも爆発事故が起き、一人が死亡したという。
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四日未明、サンパウロ州サンミゲル・アルカンジョで、十八歳の青年運転の車が、パーティー帰りで徒歩の四人連れをはねて転倒。四人は即死。車の三人は軽傷。青年は無免許だった。