ニッケイ新聞 2008年5月7日付け
百周年を記念した「笠戸丸移民配耕地巡りの旅」が、六月六日から八日まで実施される。同旅行実行委員会(責任団体・宮城県人会)が主催、ブラジル日本都道府県人会連合会が後援。今月末まで参加を受け付けている。
同旅行は、笠戸丸移民が配耕された六耕地のうち、モジアナ地方のズモン、サンマルチンニョ、グアタパラ、カナーン四カ所を訪れるもの。同地方には沖縄、鹿児島、宮城など九県の移民が入っている。
六日朝にサンパウロを出発。リベイロン・プレットで観光、市役所訪問などを行なった後、慰霊法要と親睦交流夕食会。二日目はズモン市、サンマルチンニョのアルコール工場訪問と、グアタパラで慰霊碑参拝と交流昼食会。最終日はヴァスヌンガ州立公園、東山農場などを訪問し帰聖する。
宮城の中沢宏一会長と、園田昭憲県連副会長が案内のため来社した。
旅行代金は一人六百レアル。申し込みはサービス・グローバル(11・3572・8990)まで。