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再生PETを解禁=新技術で有害物質を除去

ニッケイ新聞 2008年5月13日付け

 衛生監督庁(Anvisa)は八日、食品や飲料の包装へのリサイクル・プラスチックPETの利用を許可した。これまで使用済みPETは、利用不可とされたため河川や空き地へ放棄された。
 プラスチックは多孔性材質のため、汚染場所に放棄されると、空洞部分に有害物質を吸収する可能性がある。新技術「ボトルトゥボトル」は、粉状にして殺菌と熱処理を行うため、人体への影響は心配ないという。
 ただし、リサイクル許可を受けた企業はEUまたは米FDA(衛生監督局)の要求基準を満たせる四社に限定されている。再生工程が高価になるため、大規模に再生しないと採算が取れないらしい。