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ニッケイ新聞 2008年5月21日付け

 『ミス・センテナリオ・ブラジル日本』の最終選考会は予定を二時間超えて開始、ミスが決定したのは午前二時過ぎ。この長丁場に付き合ったのは、百周年協会の松尾治執行委員長。次の日、文協であった沖縄からの「創作芸団レキオス」公演も楽しんだ。四月の訪日では、上原幸啓会長が出席するのに、松尾氏も何故か〃公費〃で同行、帰国報告は何もなし。サンパウロ式典まで一カ月を切り、入場方法などに非難が噴出するなか、「何を執行しているのか」と非難の声もちらほら。
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 日伯文化連盟主催の百周年記念コンサート(二十九日、サンパウロ市立劇場)に入場整理券を申し込んだが、「もう、ない」と断られた田中保子さん(サンパウロ市在住)は、一カ月近くも怒りが収まらないでいる。申し込みは新聞に紹介された翌日だった。「だったら、一般向けに配る、なんて言わなければいいのに」と激しい。事情を調べてみると、整理券ができないうちから、主催者が広報をしようとした。そこで、事情を知っている新聞も報道を遅らせた。一般向け分は全席の六〇%ぐらいだったようだ。