ニッケイ新聞 2008年5月22日付け
約百五十人が訪れ大盛況だった岩手県人会のわんこそば大会。家族連れでゆっくりとそばを楽しむ姿も多く見られたが、一番盛り上がりを見せたのは、二分間で何杯食べられるかの早食い競争だった。子供から大人まで、男女別に分かれて行われた。
「汁を飲まずに、そばだけ食べて、噛まずに飲み込むことが一番のコツ」と関係者は参加者に話していたが、なかなかうまくいかない様子。
食べ始めは問題ないのだが、量が増えていくごとに、口の中からお腹までいっぱいになってくる。おかげで、参加者の中には、食べている途中にむせ返り、咳をしながら苦しんでいる場面も見られ、会場は盛り上った。
そばはブラジルではあまり人気がない。だが、今回のイベントを通じて、「わんこそば」が広がっていくかもしれない。(貴)