ニッケイ新聞 2008年5月29日付け
サンジョゼ・ドス・カンポス市内で工事が進められている日伯融合を象徴する庭園と鳥居。同公園の建設には市役所も協力的な姿勢を見せている。エドゥアルド・クリ市長は、今回の公園内に、約三千レアルする黒松を自分のポケットマネーから出して、公園に設置しようとしたという。市役所も全面協力の体制。市と地元日系団体が一緒になって同市の百周年事業を盛上げている。まさに、日伯を融合した記念公園ができあがるだろう。
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大盛り上がりを見せた岩手県人会の第一回わんこそば大会。十レアルで食べ放題、と結構お得な値段で行われたため、多くの人が長い時間をかけて食べている姿が目立った。中には、几帳面に自分の食べた量を数えている姿も見られた。早食い競争参加者の中には「無制限なら負けないのに」と悔しそうな表情で話す人も。
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福祉センター建設案を進めている援協。市当局から建設許可が正式におりていないため、工事はこれからになるが、寄付は着々と寄せられている。今のところ十七人から二十一万九千レアルの寄付があり、中には一人で十万レアルを出している援協理事もいる。寄付した人がサインする奉加帳も事務局に用意している。これらの浄財はセンターの内装費などに充てられるという。