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ニッケイ新聞 2008年5月30日付け

 入居者、職員など百五十人以上の食事が毎日必要な希望の家では、やはり米や油など食料品の確保が大きな課題だ。会費だけではまにあわず、イベントや寄付で費用を賄う同会に対して、セアザからは野菜の寄付、サンタクルス病院は医療面で、など各方面から支援があるという。中には散髪のボランティアを行なう人、匿名で寄付を振り込む人もいるそうだ。この篤志家についてはいまだにどのような人か分かっていないという。
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 サンパウロ州教育プログラム「VIVA・JAPAO」の一環として茶道裏千家ブラジルセンターを訪れたオブジェチーボ中学校の生徒約四十人。初めて日本文化に触れ、戸惑いながらも楽しそうに体験していた。しかし、正座をした状態でお茶を待つことが一番大変だったようで、足を動かしたりして必死に堪えている様子。初の日本文化体験で正座というのは少々ハードだったか。
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 約六週間に渡って行なわれるリオのブラジル銀行主催の「日本展―日伯融合100年」は、関係者によると、延べ八十万人の来場を見込んでいるという。同行とヴァーレが百二十万レアル負担した。日本文化ブームもあるが、リオ州内に住む日系人、わずか約一万五千人を考えれば凄い話だ。二十三、四の両日は皇太子殿下を迎え、二十六日には農産展、月末には百周年祭典も予定されており、リオの六月はまさに日本一色に染められそうだ。