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NHKインターナショナル=迫力の映像ハイビジョン=サンパウロ州、パラナ3市で映像祭

ニッケイ新聞 2008年6月6日付け

 鮮明な映像と音響をハイビジョンで―。渡辺喜美・行政改革担当国務大臣を名誉会長とする「映像による日伯友好促進実行委員会」(諸星衛理事長)は、ブラジル日本移民百周年を記念し、『映像祭とハイビジョン機器展』を今月、カンピーナス(六~八日)、サンパウロ(十三~十五日)、ロンドリーナ(二十~二十二日)の三都市で行なう。
 日本方式のデジタル放送を採用しているのは、世界でもブラジルのみ。昨年十二月からサンパウロで放送が開始されており、さらにハイビジョンの魅力を伝えることが目的。
 同委員会の委員で安部道(あべ・おさむ)NHKインターナショナル理事は、四日午前、国際交流基金文化センターで記者会見を開き、同祭の趣旨を説明、サンパウロでの映像祭に諸星理事長が出席することを明らかにした。
 映像祭で放映されるのは、日本政府が観光客誘致を目的に制作したプロモーションビデオ『ようこそジャパン』、今回の映像祭のためにNHKが所蔵する映像をベースに作成したドキュメンタリー『移民100年の歩みと未来』(十五分)、〇五年のNHKインターナショナル二十五周年を記念し、エイズ撲滅キャンペーン用に作成された『ネバーギブアップ』(十分)、『柳生重兵衛七番勝負』(四十五分)の四本となっている。
 入場無料。なお、会場ではパナソニック、SEMP東芝がハイビジョン関連機器の展示を行なう。
 【映像祭・ハイビジョン機器展日程】
 三都市ともに初日は午後二時、午後六時の二回。合間に簡単な軽食がつくレセプションがある。残り二日は、正午、午後三時、午後六時の三回を実施。
◎【カンピーナス】=カンピーナス文化コンベンションセンター(Centro Convivencia Cultural de Campinas、住所=Praca Imprensa Flu minense s/no Cambui、電話=19・3232・4148/4168)
◎【サンパウロ】=サーラ・シネマテカ(Largo Senador Raul Cardoso 207 Vila Clementino、電話=11・3512・6111)
◎【ロンドリーナ】=パルケ・ゴベルナドール・ネイ・ブラガ(Av Tiradentes 6275,Par que Governador Ney Braga、電話=43・3378・2000)