ニッケイ新聞 2008年6月12日付け
松原寿一講元が亡くなってから活動停止状態になっていたサンパウロ靖国講が、娘の浜口イネスはるみさんを中心に、靖国講を母体とした「英霊を祀りたてる会(仮称)」の結成を計画している。
靖国神社の南部利昭宮司の来伯、日本移民百周年を契機に、同会を結成する考えに至った。
案内のために浜口さんほか、ブラジル日本会議から小森廣理事長、村崎道徳常任顧問、弓桁正夫会員と、浜口さんの恩師である川村真倫子・松柏学園園長が来社した。
「一世だけでなく、二世、三世たちにも開いたものにしたい。靖国講の人たちにも是非参加してほしい」と、一同は呼びかける。浜口さんは「構想はあったが、なかなか行動に移す術がなかった。今回日本に行くことができ、会結成にまで近づいてきて良かった」と語った。
会に関する問い合わせは小森さん(11・3271・6304)まで。