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日伯音楽交流協会=日本文化週間で公演=14日

ニッケイ新聞 2008年6月12日付け

 今月十三日から二十二日までアニェンビー国際会議場で行われる日本文化週間。開催期間中の十四日午前十時からは、日伯音楽交流協会(ANBIM、大村吉信会長)が出演する。
 ANBIMは、日本人や日系人がブラジルの中で、移民の歌やコロニアの歴史を書いたもの、綴ったものを残す運動を行っている。
 同公演では「ブラジル日本移民百周年祭り唄」や幼稚園児の「歌って踊ります」などブラジルで作曲された約三十曲を紹介して、約二時間の公演が行われる。
 案内のために同会から大村博子副会長、踊りのメンバーの山田昭子さん、高井節子さん、鈴木みえこさんが来社した。「ブラジル日系社会も百年が過ぎたので、音楽も日本に頼らず、コロニアの中でしっかりと残していきたい。少しでも多くの人に聞きに来てほしい」と来場を呼びかけた。